ビニール傘の構造

傘を使用したあと、濡れたまま傘立てに挿しっぱなしにしていませんか…？
ほんのちょっとのお手入れで、傘は長く使うことができるのです。

ビニール傘にかぎらず、傘を使用した後は、陰干
しをして、水気をしっかりとばすことが大切です。
傘を濡れたままにしておくと、傘の生地どうしが
くっついてしまい、いざ、使おうとしたときに
破れてしまったり、変色してしまったり…という
ことになりかねません。

また、雑菌も繁殖しやすくなり、イヤなにおいの
原因にもなります。
なお、お日様にあてて乾かし、日光消毒をしたく
なりますが、それはNG。
生地の色あせや劣化につながるので、日陰で干す
ようにしてください。

ビニール傘の生地は、ポリエステルなどの傘に比べるとどうしても劣化しやすく、熱にも弱い性質
があります。
そのため、長期で保管する際には高温にならない、涼しい場所で保管してください。
車のトランクなどに入れっぱなしにしておくと、夏場など、生地が劣化して破れやすくなる場合が
あるので注意しましょう。